誰かに教えたくなる蔵物語

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誰かに教えたくなる蔵物語

今や全国にその名が知られる高橋酒造のロングセラー商品「白岳」の名前の由来を久保田さんから教えてもらいました。白岳登場以前、高橋酒造では「市房の露」という焼酎を作っていました。当時の杜氏の最高技術を注ぎ込んだ商品だったのですが、飲まれていたのは人吉球磨エリアだけだったそうです。「そこから、お酒はお客様が求めるものをつくらないといけないという考えに至り、地元にそびえる白髪岳(しらがたけ)という山から名前をもらい、白岳が生まれました」と久保田さん。白髪岳から白岳に?そう不思議そうな顔をしていると「白髪岳の。つまりを取ったのです」とニッコリ。なるほど、お客様が求めるお酒づくりを追求して生まれたのが「白岳」。名前だけではなく、お酒の味も多くの人が飲みやすいマイルドな味わいに変化していったそうです。

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